キトラ農園 秋の収獲祭 ・畑地:当初の農園予定地は山土で石がゴロゴロ、現状では農作物が作れる畑ではありません。先ずは石拾いから始まり、土づくりの為、甘樫丘の落ち葉を大量に集めて腐葉土作り、翌年春その腐葉 ・田んぼ:旧地主さんが作付けしていた田を再利用し、出来るだけ農機械・農薬等を使わず米作りを行い、又、古代米作り等にも挑戦、収穫祭にはおにぎり等の試食も有り大いに盛り上がり、一般参加者・里山クラブ員、公園館スタッフの皆さんと共に収穫の喜びを共有することが出来ました。 新築の古代住居完成式典 和太鼓(聖徳中学校の皆さん) 平成18年(2006年)3月キトラ古墳周辺地区「基本計画」が策定され、歴史的風土及び史跡の活用による「体験的歴史学習」を基本として、2016年(平成28年)9月24日開園に向けての準備が進められ、飛鳥里山クラブは2010年(平成22年)より地域参画活動に部分参加、2014年度(平成26年)より里山クラブ「キトラ農体験準備チーム発足(当初登録人数41名)」で、本格的な参加となり約3年間の活動となりました。 農体験プログラムに基づき、毎月1~2回(主に日曜日に活動)・1年間を通じた活動、農体験の為の土壌作り~種苗の植付け~田植え~生育管理~収穫まで行い、そして飛鳥の季節の移り変りやコミュニケーションを大切に積極的な活動を行い、季節ごとの収穫時期には一般参加者も含めて試食会を開催、全員で収穫の喜びを分ち合うことが出来ました。 土を畑に蒔いた所、カブトムシがたくさん育っており拾い集めて甘樫丘に里帰り、腐葉土作りは開園まで行い、自然環境の循環維持の大切さを感じます!! 又、キトラ古墳周辺地区開園のイベント参加協力(農作業の演出、染色体験、わら細工作り、古代住居作り等)、飛鳥の風土や衣食住を再現した「古代あすかの収穫祭」を行い、里山クラブ員多数の協力の下、公園内の田・畑・周辺地域で盛大に行うことができました。 2016年(平成28年)12月をもってキトラ古墳周辺地区の開園を節目に、キトラ農体験準備チームは初期の成果を上げることが出来ましたので、その役目を終えることとなりました。里山クラブ員皆様の多大なご協力の賜物と感謝を申し上げます。2017年より「キトラとらい塾」の下での農体験活動へと移行されることになりました。 一般参加者・里山クラブ員・阪南大学生 聖徳中学校・劇団時空・地元協力者 観光協会・振興公社・その他の皆さん ≪キトラ農体験準備チーム(キトラとらい塾)の活動記録≫ ≪キトラ農園の開園までの苦労話等≫ 6.キトラ古墳周辺地区公園の開園について報告
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