飛鳥里山クラブ30周年記念誌
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③ 資源循環システム確立(計画と管理) ★シイタケ栽培(里山景観) 菌打ち・榾木の本伏せ・散水・天地返し ★柿畑(里山景観) 柿の剪定。施肥 ★炭焼き バイタ作り 炭焼きの原木・シイタケの榾木に使用するクヌギを自給自足するため、日々の作業においてクヌギの育成に努め、また、毎年クヌギの樹木調査を実施し現況と成長量を把握し計画管理を行っている。2023年度には炭焼きによる使用量を少なくするため、炭焼き窯内部にコンクリートブロックにて中仕切り壁を設置し内腔容量を小さくした。2021~2023年度の3年間は自給自足を実現でき、今年2024年度も自給自足とする予定である。 来年度以降の自給自足の継続については、多くの問題が山積し楽観できない。しかし、景観保全G・里山づくり隊にとっては必ず達成しなければならない目標であり、クヌギの育成、計画管理により力を入れると共に、他関係部署の協力をいただき問題を解決していきたい。 3.景観保全グループのこれからの目標 景観保全Gの活動は、里山づくり隊、飛鳥里山クラブの中でも最も危険な、事故災害を発生させる可能性が高い活動である。急こう配の作業道を・落ち葉の積もった斜面地を歩く、それだけでも足を滑らせ、転倒して頭を強打・手を突いて骨折することがある。刈払い機、チェーンソー、鎌、鉈、鋸、危険がいっぱいです。 30周年を迎える現在まで、重篤な事故災害は発生させていないとお聞きしている。これは先輩諸氏のたゆまぬ努力と注意深く慎重な行動の賜物である。 よって、景観保全グループのこれからの目標も、安全第一、参加者全員で注意喚起しながら、自分たちは自分たちで守るという活動を継続して行っていきたい。 バイタ作り 菌打ち 窯あけ 剪定 炭焼作業

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