● 4月 「オオムラサキ飼育検討チーム」の立ち上げ 参加者15名 ● 5月 飼育場所を公園館入り口付近として、飼育小屋を組み立て設置 ● 6月 公園館を訪れるお客さんがオオムラサキを見るようになり、初めて見る人が観察の眼差しで楽しんでお ● 8月 オオムラサキ飼育検討チームを「国蝶オオムラサキ愛好会」に名称変更し、飼育小屋に「国蝶 オオム● 9月 明日香村の平田・越で大きめのエノキにネットを掛け新しい飼育場所を確保 ● 3月 甘樫丘に「飼育小屋」を設置する。 ● 4月 甘樫丘ハウスの名称を「国蝶オオムラサキの家」と決める。 ● 5月 甘樫丘に、ハウスの看板設置 ● 7月 「公園館」の成虫がいきなり多く死んだ⇒暑さのせい 【対策】ハウスの上にスダレを被せる。 ● 8月 猛暑が続きエノキへの水やりの回数を増やす。 ● 9月 明日香村の越で新たな飼育場所を確保 ● 3月 第2回国蝶オオムラサキ愛好会。21名出席(全体33名) 生物多様性の保全活動 活動期 2015年度~2024年度上期 たくさんの自然が残る明日香、重要遺跡が数々あつまっている明日香。環境省の「準絶滅危惧種」とされる日本の国蝶オオムラサキが生息する明日香。 「国蝶オオムラサキ愛好会」の皆さんが飼育小屋を作り、自然界では見ることが大変に難しいオオムラサキの人工繁殖・飼育の取り組みが始まりました。 来園者の皆様が一年間オオムラサキの成長を見ることができ、幼虫がエノキの葉っぱを食べ、成虫がパタパタという羽音で羽ばたき飛来し液餌を吸う眺めと、季節ごとに変化するオオムラサキの観察が出来る環境の整備、そして国蝶オオムラサキが飛び交う甘樫丘をめざし、連携し協力し合い進めてきた活動記録です。 <活動ドキュメント> <<2015年度>>(初年度) ・検討チームのメンバーと橿原市在住のオオムラサキ研究家の秋山昭士さんから幼虫9匹+エノキ7鉢を貰い受ける。 られた。 ・明日香幼稚園園児による放蝶会実施 「園児達にも喜ばれ先生からも感謝される。」 ラサキ飼育中」の看板を設置 ・甘樫丘に「飼育小屋」の設置許可を国交省より得る。 <今年度の課題> ❶アブラムシ対策のテントウムシ採集、その他の有効策検討 ❷エノキの確保、育成 <<2016年度>> ・飼育場所 : 1)歴史公園館玄関横小舎 2)甘樫丘飼育場「国蝶オオムラサキの家」 3)越 4)平田 ・飼育体制 : オオムラサキ愛好会 クラブ員33名 ●10月 アブラムシ退治と台風対策の実施 ・「丹波の森公苑」へオオムラサキ飼育状況の視察 ●11月 甘樫丘の雪対策で、小屋内に竹の支柱を組立て補強 2.オオムラサキグループ活動報告
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