2.椎茸栽培 榾木が並ぶ椎茸栽培は里山風景として魅力の あるものです。しかしながらイベントとしての 椎茸栽培の在り方がまだ確立していないのが現 状です。またそこで収穫出来た椎茸の利用方法 も検討課題となっています。2022年度から榾 木の伐採日、植菌日、本伏日、本数が記録され、 収量も記録する予定です。 2022年度 2023年度 3.クヌギ植林と原木の調達 自前の炭焼き、椎茸原木の調達を目的として 西の谷、東の丘の植林地でクヌギを植林してい ます。苗場でドングリを直播または苗ポッドに 植え2年育て造林地に移植しています。クヌギ の使用は目通し径10cm程が目安となり、クヌ ギ1本あたり90cmの原木が約6.5本調達さ れます。育成には直木にするための枝打ち、幼 木を保護する下草刈りが必要で、育成に十数年 かかり長期的な取り組みが必要となります。 原木の調達は、クヌギを炭焼き用に17本 (原木110本)、椎茸栽培用に5本(原木 30本)の計22本(原木140本)を目安に 計画していますが、将来的にクヌギの不足は免 れず、他所からの調達や他の雑木の利用も検討 する必要があります。 講座生のクヌギ移植実習にはクヌギ購入材か ら自前のクヌギの移植を検討しています。 苗場クヌギ育成と移植 2023年 2024年 56本 伐採日 11/15、12/6 10/17、12/5 植付け 1年物 21本 植菌日 12/1、2/21 11/30、2/6 2年物 3年物 27本 70本 本伏日 本数 5/9 34本 5/7 42本 植林地下草刈り 苗場幼木手入れ 移植 0本 17本 17本 30本(予定)
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