定例会の楽しみ自然環境に耐えて四季折々に生き続ける植物に触れてみると、色や形・花の香り・葉の状態などの感触が得られ、見ただけでは分からない植物の特徴を直接感じ取ることができるのが定例会です。担当スタッフによる企画・下見・資料作成・定例会当日のコース案内と説明、また、先輩諸兄から植物名や特徴などを教えて頂きながらの観察と植物写真撮影を楽しませて頂いています。15年間で約500種類撮影した写真は貴重な記録でもあり、サークル員の復習用として組2.里山あそび広場*「草花展示」サークル員がそれぞれ公園周辺で採ってきた草花を展示。花器については当初は竹筒を切ったものを使っていましたが、現在は簡素化してペットボトルに飾っています。園芸植物に比べ華やかさには欠ける野草ですが、サークル員が愛する野の花、説明も熱が入ります。毎回たくさんの野草が準備されます。「これ、知ってるよ~」「よく見るけど名前は知らなかった。この名前だけでも覚えて帰ります」「いい香りがするね」。お客様の声が励みです。*「葉っぱであそぼう」画です。ぶんぶんゼミ・草花しおり・タラヨウのはがき・アカメガシ3.野の花めぐりin飛鳥(自然観察サークル定期イベント)「野の花めぐり」は、飛鳥の自然の美しさを多くの方々に知っていただき自然の大切さを再確認していただけるように行っています。そのために、私たちサークル員は日ごろから飛鳥の自然についての学びを深めていくよう努力してきました。身近にある“野の花”を展示はテント内で子どもが楽しめる企自然観察サークルのブースみ写真を配信しています。また、フォトサークルとのコラボで、豊浦休憩所には、①万葉集で詠まれた植物②甘樫丘の植物③植物の名前の由来、などをテーマにした写真展示の機会を得て、里山クラブメンバー以外に一般の皆様にも飛鳥域内で見られる植物写真をご覧頂いています。今後とも飛鳥に足を運ばれ、植物に関心を持って頂ける“心のふるさと飛鳥”ファンが増えることを期待しています。ワの花籠・シュロバッタ・草笛・ササ舟・兜・イチョウのバラ・カキの葉のおひな様・草花クイズ・ナンバンギセルツアー・・・などなど・・。中でも、こどもの日の近い春の人気出し物は「葉っぱの鯉のぼり」作品は子どもたちが持ち帰ります。「草花展示」「葉っぱであそぼう」で楽しめる出し物です。この10年、参加された方々に身近にある植物を観察していただくと、植物が生き延びるための生存戦略に驚いたり感心したり、また、薬や食料・観賞用として人々の生活と深く係わっている植物に親しみや感謝を感じることが多々ありました。親子(11期吉田、13期長谷川)ササ舟を川に浮かべて(15期清原)
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