飛鳥里山クラブ30周年記念誌
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(1)園芸サークルの目的 園芸サークルの基本的な活動は高松塚古墳公園の花壇(西側・東側2か所)及び周辺にて四季に応じて開花する野草の整備と苗場でササユリをメインとした希少植物の保護育成・展望台下の斜面でのササユリ・ヤマユリの整備・育成を通じて日本の最初の都であった「飛鳥」を訪れる小・中学生をはじめ歴史ファンの皆様の見る景観美化を目的としています。 (2)園芸サークル活動のあゆみ・回顧 ①平成27年度 1月 芝生広場の西花壇の除草作業を行い、午後から桜井の【ボーノ】で新年会を行いました。 3月 ナンバンギセルの種まき後、午後から甘樫丘で使用するササユリの支柱作りを行いました。 5月 芝生広場東斜面の使用許可が出たので、ノカンゾウ、カワラナデシコ、ワレモコウ、ノアザミなどを植え込み、西斜面のササユリ育成地で支柱立てを行いました。 28日に臨時活動で甘樫丘にササユリの支柱立てに行きました。その日は新聞社から取材があり、支 柱立ての作業風景、ササユリの撮影などを取材して頂きました。 8月 研修旅行に大宇陀の「森野旧薬園」に行きました。一般的によく植えられている草花がほとんど薬草 として使用されていることに驚きました。 10月 「秋のあそび広場」の出し物で、新しく空気砲をすることに決まりました。 21期生向けに保護植物の保護と育成の講座を行いました。 ②平成28年度、29年度 サークル長を担当した平成28年・29年度の活動での印象に残っていることを報告致します。里山クラブのメインイベント「里山あそび広場 春」に向けて事務局の担当の方から提案があった「折り紙でササユリをつくろう」を恒例の「ハーブティーコーナー」と同時開催しました。当時は3日間開催(5月3・4・5日)で延べ13700人の来客があり、ハーブティーには1200人以上の来客で3000杯以上の試飲がありました。「ササユリコーナー」も200名以上の来客。満席で作れなかったお客様にはスタッフが作ったササユリをプレゼントし大盛況裡に終了しました。 「秋のあそび広場」では新趣向として「はなぐるま」(おり紙2枚での風車)を提供し、これも好評を得て園芸サークルの持ちネタとなりました。 (28・29年の開催に採用) ササユリの支柱立て あそび広場の空気砲 はなぐるま サークル員総出で除草作業 ササユリ制作パーツ 園 芸 サ ー ク ル

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