飛鳥里山クラブ30周年記念誌
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、)((」」。。。19期山本修いろいろなお客様がおられ、日頃は県内や近隣府県、壁画公開中は全国から来られます。来客も少なく余裕のある時は、お客様の求めに応じていろいろなお話しをして、飛鳥の歴史的風土の豊かさを知ってもらい、世界文化遺産を目指す明日香村に、古代飛鳥時代の夢とロマンを感じてもらい、再度訪れたいと思って頂けるよう努めています。皆様方のガイド参加をお願いします。今日はどんなお客様に出会えるだろうかと、館内ガイドに期待をもって臨んでいます。【活動報告2】キトラ古墳四神の館館内ガイドキトラ古墳周辺地区歴史公園は2016年9月24日に開園しました。それに伴い四神の館館内ガイドの依頼があり、ガイド要領やキトラ歴史専門委員の講習を受け、歴史サークルを中心に里山クラブ員有志による館内ガイドが、同年9月29日(土)から始まりました。ガイドは毎月(年末年始除く)土、日、祝日の9時30分から16時30分まで、午前と午後各1、2名ずつ13時交代で実施しています。休日は平日よりはるかに来客も多く、特に年4回の壁画の公開される日(1か月間)は非常に多く、ガイド一人の時は水分の補給がままならない程忙しく大変です。来客の皆様には壁画の説明だけでなく明日香村の良さを知ってもらえるよう努めています。【活動報告3】子ども向け歴史ガイドブックの発行明日香村を訪れた小学生らに手づくりの歴史ガイドブック写真が好評です。歴史サークル会員が約1年をかけて取材・編集し、2018年度に発行したもので編集の中心メンバー・山本修さん19期)が次のように話しました。、発行の動機や経緯について「ガイドブックは以前からありましたが、小学生には少し難しく読めない漢字も多く、作り変えようとなりました。苦心について、「有志会員とともに、案内の必要な史跡等を検討し、従来の資料を基に内容を何度も読み返し吟味しました「言葉は小学生低学年にも理解できる表現に変え、固有の漢字にはルビをつけました。最小限必要な内容にとどめ、写真の多くは私たちが撮りました。作業は皆さんとの日程調整が難しく、何日要したのだろうか…」と振り返ります。コンパクトな蛇腹折りで、1面天地21㎝・幅9・9㎝「歩きながら手に持ちやすいハンディ製本にしました史跡の記事内容は、飛鳥駅周辺と飛鳥宮周辺エリアの2種類です。訪れるグループ全員に配布することでお客様にもとても高評価を頂いております。会員の皆さんのご協力があって良いガイドブックができたと思っています」と締めくくりました。なお、ガイドブックは公園館事務局入り口通路右側の棚に置いてあり、許可を得て入手することができます(編纂委員が山本修氏に取材して執筆しました)

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