【活動報告4】「日本書紀を読む会」に寄せて私が、歴史サークルに入会させていただいたのは、飛鳥、1300年の歴史と文化に魅了され、当地の風を肌で感じて、歴史活動をしたいと考えたからです。その中で、先輩各氏から、随分多くの驚きと、知識をいただきました。また、地域に残る伝承を聞き歩くよう指導を受け、多くの古老に会いました。知識が増えてくると、自然とガイドの道に、ハマってしまいました。聞き耳を立ててくださる訪問者に、正確に伝えたい。しかし、説明は、「なになにだろう~と思われます。」が最後の言葉になります。「なになにです。」は駄目なのです。多くの歴史遺跡は、発掘と、歴史書の記述、伝承等の一致が、確定となり、万人が認める史実になります。発掘は、素人の手出しの出来ない部門。我々、里山クラブ員に出来ることは、古事記や日本書紀等の古書を、共に深く、情報を共有しながら読むこと、理論武装。そして、せめて、歴史【活動報告5(座学)10期中谷佳隆(写真は9月27日に開催された「日本書紀を読む会」)書には、「なになにと書いています。」と確信を持って云いたい。そのために、歴史サークルの枠を越え、学習する場を作りたいと、提案(2016年6月)。認められた当初は、会場一杯、机も足りないほどの参加者がありました。郷土の歴史研究で著名な木村三彦氏にも、ご賛同をいただき、どんなにご多忙でも、欠かさず講話をいただいています。この間、93頁を4回で終わる荒技も、リーダーの危機もありました。しかし、多くの方のご尽力で、現在、20名前後の皆さんと、月一回(4週の金曜日)、楽しく、気楽にをモットーに、頑張っています。世界文化遺産登録も間近。共に、学んでみませんか?】
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