飛鳥里山クラブ30周年記念誌
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、。「」、、、大津宮に移された時代もありましたが、それ以外は飛鳥の地に宮がありました。飛鳥には、奈良市の平城京のような復元された建造物はありませんがこの時代の歴史天皇皇子豪族、、、、東アジア情勢等の予備知識があれば、飛鳥宮跡に佇んで目を閉じれば、飛鳥人が行き交う宮の様子が思い浮かびます。28期Y.K私にとっての飛鳥里山クラブ28期匿名希望飛鳥の魅力を発信私にとっての飛鳥里山クラブとはの遭遇】である。人生の分岐点を迎える年齢に近付いた時、考えた「どうしよう。今から」偉そうになにもしないで後輩達の邪魔をして過ごしていくか「何か違うことをしよう!でも何もしたいことがない」」、「でも、踏み切った。、いや、それはあかん、ぶらぶらしている時、目に留まった飛鳥里山クラブのパンフレット。入会して2年あまり、まさか、双眼鏡をぶら下げてバードウォッチングに行くとは!まさか、まさか、炭焼き窯の中で真っ黒になるとは!!まさか、まさか、まさか、小さいお客さんの前で紙芝居を読むとは!!!令和4年5月に飛鳥里山クラブに入会し、1年間研修を受講しました。それまで、飛鳥といえば、昭和47年高松塚古墳壁画発見のニュースが日本中に駆け巡ったことしか、記憶にありませんでした。研修の中で、明日香村は、法律面からも明日香村特別措置法によって景観、、自然が守られてきたことを知りました。飛鳥は、日本人の心のふるさとと言われ、都会の喧噪を離れ、ここにいると心が癒やされます。近鉄飛鳥駅を降りると、吹く風さえもすがすがしく感じます。駅前には、レンタサイクルの店があり、足に自信のある人は、是非歩いて飛鳥に触れるのが一番だと思います。民家の裏の狭い道を通っていくと、これからも、脳と身体のために【未知との遭遇】を続けていこう。【未知と土塀、家や畑の石垣、土蔵等の農村の風景があります。飛鳥時代の100年余り一時的には難波宮また、明日香村には40の万葉歌碑があります。1300年前も流れている飛鳥川、土地の風景、自然現象、そこに吹く風を感じながら、万葉集に詠われた時代に思いを馳せることができます。会員になって2年余り、まだまだ勉強不足でありますが、先輩たちのご指導を仰ぎ、飛鳥の知識をより深め、飛鳥の魅力を発信していこうと思っています。

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