。。諸先輩に支えられて「わたしと飛鳥~その原点は弁当~」主人が持ち帰った里山ボランティア募集のパンフレットがきっかけで入った活動。それまでは明日香へは石舞台への遠足、子どもを連れてのハイキング、サイクリングでしか訪れたことがありませんでした。1年間の研修を経てたくさんの方に知り合えました。そして明日香の自然は季節ごとに素敵なものでした。自然観察に入って諸先輩からいろいろな植物を教えていただきました。いろいろ教えてくださる先輩の後ろばかりついて歩きました。足下の小さな花に感動。甘樫丘の里山活動ではめったに見られない植物が見られて嬉し飛鳥里山クラブの活動を後押ししてくれたのは弁当であった女房の私への弁当作りは、結婚後56年目の歳月を数え、半世紀を超えることになる女房にとって定年退職を経て、さらに引き続き里山クラブへの弁当作り、常日ごろの口癖から「いい加減にしろ」という言葉が推測できる。そこで、それを解決すべく、一つの案を2人で話し合うことができた。孫にスマホやパソコンの指導を受けた際、1件に付き500円を支払うことになっていた。それをこの弁当作りの際にも適用したらどうかということであった。くて得した気分でした。でも足腰の痛みに勝てず断念。ではこのまま退会もいや。ということでクラフトサークルにお世話になることにしました。物を作成する技術も何も知らなかった私が、あろうことか1年でサークル長に。でも諸先輩が指導してくれたのでなんとか継続ではないけれど4年させていただきました。クラフトサークルは諸先輩皆さんが何するのも指示など必要なく動いてくださるし、いろいろなイベント活動やボランティア活動も率先して参加くださるので自慢のサークルです。最近また足腰の痛みに悩みますが、動ける間は活動していきたいと思います。感謝の気持ちをあらわす方法は、いろいろあるが、演技力・感性の力・体力等が乏しくなった私にとって、これが一番手っ取り早い方法であった。私は弁当作り1件に付き1000円の案を出したが、女房からの返答は、孫と同じ500円でOKということで決着した。女房はこの500円をお賽銭に使うというが、何を願うのかは言わなかった。そして、このような家族の後押しがあったからこそ、私は里山クラブ活動や交流に専念できていることを、再確認せざるを得なかった。世界遺産「飛鳥・藤原」登録への一助として専念できればとも思っている。19期川田典子22期小坂広志
元のページ ../index.html#74