飛鳥里山クラブ30周年記念誌
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飛鳥里山クラブに入って、はや27年?!びっくりです。明日香のこと、花、樹木なども何も知らないままに友人の勧めで始まりましたが、楽しくて楽しくて夢中で参加。役員や平成12年のサークルの立ち上げなど、クラブ運営のお手伝いにも参加させていただきました。途中、クラブに勧誘してくれた友人を亡くし、仕事の関係でイベント活動が主になり、サークル活動の参加が減ったこともありましたしかし休むことなく楽しんで参加すること」をモットーに数え切れないほどの出合いと喜びと感謝の日々を味わい、今に至っています。2022年11月にはNHK「ならナビ」出演で、多くの方々に声かけやメールをもらって“喜びと感謝が100倍!!”の経験もさせていただきました。歴史や自然の宝庫で得意分野がなくても一生懸命学んで、来園される方々に学ん飛鳥を訪れたのは過去2回、歴史も植物も興味なし、そんな私が入会したのは野鳥観察ができるただそれだけの理由でした。詳細も調べずに申し込んだのでその後の研修は戸惑うことばかりでした。退会を思い直し野鳥サークルに登録して早1年、ようやく双眼鏡の扱いにも慣れてきました。定例会はいつも有意義でワクワクします。秋のあそび広場で子どもたちと鳥を見つけ喜びを共有できた時はとても嬉しかったです。今の私は飛鳥というよりも飛鳥愛溢れる。、「、、。、、。、「だことを少しでも伝えて喜んでもらえるよう「汗をいっぱいかいて」ボランティアに励み、来園者を笑顔いっぱいにできればいいなあと。思い起こせば、寒い冬にクズの蔓を求めて甘樫丘を駆け回り、あそび広場の蔓編みイベント用に軽トラの荷台に山盛り。暑い夏に石舞台周辺の除草作業汗をいっぱいかいた後、皆で「さなぶり餅」という小麦餅をついて、「美味しい美味しい」を分け合ったこともあります。クラブ全体で汗を流したことが最高の喜びでした。今は里山づくりが全体活動ですが、チームに分かれての作業なので、交流は、朝礼終礼の時。もっと全体で盛り上がる場が持てるといいなと望みます。歴史・文化・自然観察・野外活動のサークルに登録し減る一方の脳ミソに刺激を与え、フル回転させる日々。しかし、聞いては忘れのくり返しで情けない状況ですが、身体だけは精一杯動かすことができているので、これからもボランティア活動を頑張って、多くの出合いを財産にできるよう「“今”やれることをやる」にまい進したいと思います。同期生や先輩方に魅力を感じています。若々しくフットワーク軽く好奇心旺盛!知識が豊富。優しい方ばかりでいつも感動しています。素敵な方々に刺激を受けて私にも変化が!★外出に双眼鏡を持ち歩くようになった。★道端の植物に目を留め、名前は何?と思うようになった。★『学習まんが日本の歴史』を読み始めた。今までの私からは考えられないことでびっくりですこれから先飛鳥での活動が本当の豊かさとは何か」を私に教えてくれることを確信しています。飛鳥里山クラブは“私の宝”!!3期稲葉登静子「飛鳥里山クラブに入会して」28期S子

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