自然観察サークル 3月の活動(その2)

3月の自然観察サークルの定例会は、明日香を離れて京都府立植物園へ勉強しにいきました。
春です。色んな花に出会えました。人も多くて、結婚の前撮り撮影にも出会いました。
天気にも恵まれて帽子が必要でした。
さて今回の桜のお勉強は、植物園のガイドの方にも、午後から案内していただきました。
地下鉄北山駅集合した私たちは、北山門から入りました。
大きな柳の若葉が綺麗でした。点呼を取った後は、植物に詳しい人を中心に二つほどに別れて、足元の野草を観察したり、樹木を観察しながら、メモを取る会員写真を撮る会員、図鑑を広げて確認する会員、それぞれ思い思いに、植物を鑑賞しました。
足元には、明日香でも今まっさかりのヒメオドリコソウの他に、ノジスミレ、セツブンソウ、ラショウモンカズラ、バイモ、ユキワリイチゲ、ニリンソウ、ユキワリソウ、トキワイカリソウ、コバイモや、花壇にはクロッカスやスイセン、ヒヤシンス、クリスマスローズなど
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ユキワリイチゲ 
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ニリンソウ 
水辺には水芭蕉も一輪さいていました。
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バイモ
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ミズバショウ
樹々では桜の他にオニシバリ、ウグイスカグラ、ヒュウガミズキ、トサミズキ、コブシ、モクレン、ヤマブキ、ツノハシバミ、サンシュ、アンズ、アーモンド、ミツマタ、シナマンサク、ボケ、レンギョウ、ユスラウメ、ソシンロウバイ、アオモジが花をつけていました。
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トサミズキ
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ヒュウガミズキ
(今回勉強できた一つです。
  トサミズキ・・・やや長い穂状花序に、黄色の花が7から8個つき、やくは濃紅紫色
  ヒュウガミズキ・・短い穂状花序に、鮮黄色の花が1から3個つく。やくは黄色)
このように自然観察では、先輩や時には今日のように、ガイドの方から教えてもらえます。
沢山の樹木・野草が植えられ、管理されており、中国・ヨーロッパ等の樹々も、観察できました。
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花は終っていましたが、金魚の尾のような葉をもつ、キンギョバツバキ
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樹皮が薄片になってはがれ、赤みのあるまだら模様になる様子から、バクチノキという名をつけられている木の説明を受けているサークル員
さて桜ですが、この植物園には、130種450本の桜があるそうです。
今回は一部ですが咲いていた桜を紹介します。
オカメザクラ、コシノヒガンサクラ、タマガキシダレ、エドヒガン、カラミザクラ、ホソイザクラ、オカメザクラ、フダンザクラ、シュゼンジザクラ、キンキマメザクラ、ツバキカンザクラ、マメザクラ、トウカイザクラ、などでした。(一部の桜の写真をアップします)
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コシノヒガンザクラ 
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オカメザクラ
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タマガキシダレ 
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ホソイザクラ
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カラミザクラ   
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シュゼンジカンザクラ
流石に植物園なので、まだまだ紹介したい植物がありますが、今回はこれだけにします。
皆様お出かけして,色々の花たちに出会ってください。
明日香でも見られる、植物にも出会えます。
次回4月の定例会は、甘樫丘周辺の春を紹介します。