歴史サークル 4月の活動

今年は22期生から10人が入会され6人の方が参加されました。
19期生により、 「石舞台・祝戸地区」川原寺跡・橘寺・飛鳥稲渕宮跡・坂田寺跡・都塚古墳・石舞台古墳・島庄遺跡の史跡案内が行われました。 
雨模様の天候ではありましたが、雨はほとんど降らず歩きやすい絶好の天候になり、史跡の説明では熱心に聞き入っておられました。
歴史サークルでは、飛鳥の史跡を3つのエリヤに分けて、新しいサークル員が毎年一か所ずつ案内しお互いが勉強するようにしています。19期生は3年目、これで全ての案内を終えたことになります。19期生の皆さんお疲れ様でした。
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川原寺
中大兄皇子はここで4日間亡き母斉明天皇のもがりをしたとか・・・・天智天皇は母斉明天皇の菩提を弔うためにこの寺を建てたのでは?・・・・
北側には僧坊が取り囲み多くの僧侶が住んでいたようだ。今はその礎石が規模の大きさを物語っている。
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坂田寺跡
飛鳥の仏教の興隆に尽くした鞍作氏の氏寺で、日本最古の寺と言われている。 
そして飛鳥大仏を造くったのは鞍作氏三代目の鞍作止利であるとされている。
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石舞台古墳
江戸時代には既に墳丘が無く、巨石の石室がむき出しになり風雨にさらされた状態であった。
ここは蘇我馬子の墓、この少し東側に馬子の父の稲目の墓と言われる都塚古墳がある。また西側には馬子の邸宅があったとも ・ ・ ・ 果たしてこの二つの古墳は蘇我親子の墓なのか?
明日香村で一番の観光名所であることを熱く語るサークル員。
ロマン溢れる月例会でした。