クラフトサークル 9月の活動

平成7年にスタートした公園ボランティア「飛鳥里山クラブ」は、飛鳥に育まれた里山の自然歴史風土のなか、自然観察、クラフト、ハイキングなどを通して自然や歴史について学び、里山を美しく保つために汗を流すなど、飛鳥・里山をたっぷり楽しみ、その魅力を広く伝えていくことを目的としています。
国営飛鳥歴史公園で毎年1月~2月頃にボランティア養成講座の応募を受け付けています。4月から3月までの1年で約20回の講座を受講していただき、ボランティアに翌年から参加していただいています。
甘樫丘をフィールドに月2回の里山づくり隊活動の他に、園芸サークル、クラフトサークル、自然観察サークル、文化サークル、野外活動サークル、野鳥サークル、歴史サークル、写真同好会の活動があります。
今回9月7日にクラフトサークルの講座をクラフトサークル員の指導のもと講座を実施しました。
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写真のようにクラフトで使用する道具や、今までの作品を参考に提示しました。
講座の開始時間1時間半前からサークル員7名(現在43名)で材料や道具を並べて準備しました。
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写真の奥は暗くてわかりづらいですが、木の実など自然素材を種類ごとに整理してあります。この素材はサークル員の他に里山づくりのボランティアの皆様が集めてくださったものです。
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さて始めに道具類の説明です。皆様熱心に受講されています。メモを取られているかたもありました。
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手前に作品が並んでいます。竹灯籠や柿渋で染めた一閑張り、木の実を使った作品、コウゾの皮を剥いだ後の材料で作ったこいのぼり、等が見られます。
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のこぎりの説明には、実物以外にもこのような図面を掲示して説明しました。 
受講者のかたは熱心に聞いてくださいました。
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台に斜めに枝等を止める時にボンドだけでは弱くすぐに止められないので、台と枝に穴を開けて爪楊枝等を刺してボンドで止めるとよい等、具体例も説明しました。
以上講義の後、皆様に作品づくりに挑戦していただきました。
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のこぎりで材料を切ることから始めています。
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リースを作成している人も。
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この枝も台に穴を空けて刺してボンドで固定しています。
皆様一生懸命作成してくださいました。
すみません。作品の写真を取り損ねたのであまりご紹介できませんが素敵な作品がたくさんできました。
最後は受講生も一緒に片づけして、気持ちのよい楽しい講座となったと思います。
受講生の皆様、来年からの活動にクラフトにぜひ参加してください。
またブログを見て興味をお持ちの方はぜひボランティア養成講座の応募を検討してください。
お待ちしています。
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