歴史サークル 4月の活動

2018年4月20日(金)
今年は23期生から3人が入会され1人の方が参加されました。
20期生により、「石舞台・祝戸地区」川原寺・橘寺・飛鳥稲渕宮跡・坂田寺・都塚古墳・石舞台古墳・島庄遺跡の史蹟案内がおこなわれました。
朝から気温がどんどん上がり、夏日和の良いお天気でした。
そして史蹟の説明では、メモをとりながら熱心に勉強されていました。
歴史サークルでは、飛鳥の史蹟を3のエリアに分けて、新しいサークル員が毎年一ヵ所ずつ案内し、お互いが勉強するようにしています。20期生は3年目、これで全ての案内を終えたことになります。
20期生の皆さんお疲れ様でした。
【コースをご紹介します】
国営飛鳥歴史公園→川原寺→橘寺→飛鳥稲渕宮殿跡→坂田寺・マラ石→都塚古墳→石舞台
→島庄遺跡
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【川原寺】
斉明女帝の川原宮の跡地に息子の中大兄皇子が建立した寺院、亡き母のために、息子
が創建するなど、親子愛の絆の強さを感じさせる。
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【飛鳥稲渕宮殿跡】
難波から飛鳥へ遷都した.時の宮跡「飛鳥川辺行宮」と考えれれている。
皇極女帝から一時的に利用した宮跡で、飛鳥川の近くに建てられた。
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飛鳥稲渕宮殿跡の説明版
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【都塚古墳】
石舞台古墳より南南東約400m、冬野川を越した対岸に位置する。
金鳥塚ともいわれ、塚の内に金の鶏が埋められていて正月元旦に出て鳴くという金鳥
説話を伝える古墳の一つである。
被葬者は、馬子の父、稲目や、渡来系氏族などの説がある。
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【嶋宮跡】
壬申あの乱のおり、ここで天武と持統女帝が過ごした思い出の場所であり、それは
子供の草壁皇子に引き継がれた。