野外活動サークル 5月の活動(その2)

野外活動サークルは5月13日(金)に「飛鳥の道標を巡り」をテーマに、明日香村に60ある道標の内23の道標を巡りました。
◆奈良県内で一番古い道標1,673年建立(左:はせみち/右:おかみち)
 川原寺跡南西の角にあり、全国で二番目に古いとされています。
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◆写真の右に角柱型の道標(左:かぐ山法祢ん寺/右:たちばな寺四丁つぼさかすぐたふのミ祢よしの)
 説明書で確認するサークル員
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◆地蔵型の道標(左:はせ いせ/右:ざい志よ)
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◆道標(左:たふのみ祢 右:よしの道)
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明日香村に多くの道標が建てられたのは、江戸時代からで「明日香村に向かっては岡寺その他社寺名が刻まれ、四周に向かってはその行き先、主として東北は阿部・初瀬・伊勢、北は奈良、西は当麻・大坂、西南は金剛山・高野山、南は吉野山・大峰山上、東は多武峰などを指している。主要街道の分岐点に道標が建てられた。」(明日香村史より抜粋)
刻まれた文字が読めなくなっているのがありましたが、明日香村発行の「飛鳥の道標」図録を参考に見乍ら、江戸時代の旅人になって巡りました。当日は晴天で日差しが強く少々バテ気味になりました。当時の旅人の健脚に改めて感心した次第です。
◇6月の例会は・・・
柏原市の大坂夏の陣を巡ります。夏の陣の戦端が開かれた地であり大阪夏の陣供養塔、後藤又兵衛の碑をなどを巡り、西日本最初の遊園地であった玉手山遊園(現在は柏原市立玉手山公園)を訪れます。飛鳥の歴史とはまた違った日本の歴史を感じ、学びます。