2018年4月21日(土)
古都・飛鳥散歩「飛鳥の終末期古墳をめぐる」が開催されました。「岩屋山古墳」「マルコ山古墳」「キトラ古墳」「高松塚古墳」を里山クラブサークル員が案内しました。このイベントは、例年この時期に実施されており、公園ボランティア『飛鳥里山クラブ歴史サークル』が案内しています。
今年は、行程を少し変更して、一般参加者22名をスタッフ12名で2組に分かれて案内をしました。天気も良く清々しい気持ちで、新緑の香りと里山を眺めながらの出発でした。
見どころの沢山ある西飛鳥の終末古墳を巡ってもらいました。
【岩屋山古墳】
明日香村大字越にある飛鳥時代の古墳、高取川の左岸に位置し、墳丘は西側半分が失われている。
版築で築かれた一辺40m程度の二段築盛の方墳と考えられている。
築造年代については7世紀中ごろと考えられている。
岩屋山古墳の説明書き
【マルコ山古墳】
明日香村大字真弓字ミズツにある飛鳥時代の終末期古墳「真弓岡」にあり、東西方向の丘陵から南にのびる尾根を削り築造されている。
埋設施設は、二上山で採石される凝灰切石17個を組み合わせた横口式石棺である。
棺は、外面黒色、内面朱色の漆塗木簡である。
キトラ古墳・天文図
白虎の壁画表うちをはずす作業
歴史サークル 4月の活動(その2)
