石造物
飛鳥地区には多くの石造物があり、その中には亀石、猿石など謎の石造物も多く、古代史のロマンを感じ取ることができます。
亀形石造物
全長約2.4m、全幅約2mの大きさがあり、小判形石造物から流れ出た水が、亀の鼻を通り、背中の水槽に水をためる仕組みになっています。
					現在は斉明天皇(皇極天皇)の祭祀に関わる遺跡と考えられています。 
			ご利用案内
| 入場時間 | 8:30~17:00(12月~2月は9:00~16:00) | 
|---|---|
| 休業日 | 年中無休 | 
| 入場料 | 300円 | 
| アクセス | バス停「万葉文化館西口」 | 
| 駐車場 | なし | 
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字岡 | 
| お問合わせ | 飛鳥観光協会 0744-54-3240 | 
酒船石(さかふねいし)
平らにした石の表面に奇妙な彫刻がほどこされた巨大な花崗岩。酒造りに使用したとのいい伝えからこの名がつきました。
					付近で石組溝や木樋が発見されており、水に関わる施設と考えられています。 
			所在地案内
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字岡 | 
|---|---|
| アクセス | バス停「岡天理教前」から 徒歩3分 | 
| 駐車場 | なし | 
| お問合わせ | 飛鳥観光協会 0744-54-3240 | 
亀石
花崗岩の巨大な自然石に、亀に似た彫刻がほどこされています。
					亀石は、以前は東向き、現在は南西を向いていますが、西の方を向いた時、大和一円は泥の海と化す、という伝説があります。 
			所在地案内
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字川原 | 
|---|---|
| アクセス | バス停「中央公民館」から徒歩1分 | 
| 駐車場 | なし | 
| お問合わせ | 明日香村文化財課 0744-54-5600 | 
二面石
高さ1mほどの石の左右に男女の顔が彫られており、人の心の善悪二相を表したものとされています。
					※この石は橘寺内にあり、見学には拝観料が必要です。 
			ご利用案内
| 拝観時間 | 9:00~16:30 | 
|---|---|
| 休業日 | 年中無休 | 
| 拝観料 | 350円 | 
| アクセス | バス停「川原」から徒歩2分 | 
| 駐車場 | あり | 
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字橘532 | 
| お問合わせ | 橘寺 0744-54-2029 | 
猿石
4体の内、3体には裏にも顔があり、いずれも猿に似ていることからこの名がありますが、製作年代や目的は謎のままです。
			所在地案内
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字栗原 | 
|---|---|
| アクセス | 近鉄飛鳥駅から徒歩7分 | 
| 駐車場 | なし | 
| お問合わせ | 飛鳥観光協会 0744-54-3240 | 
益田岩船(ますだのいわふね)
上面に方形の穴が2個あいている花崗岩の巨石で、益田池の石碑の台座、天体観測の道具、陵墓の石室材など諸説がありますが、確かな用途は明らかではありません。
			所在地案内
| 所在地 | 奈良県橿原市白橿町8丁目 | 
|---|---|
| アクセス | 近鉄「岡寺駅」から徒歩で22分、バス停「南白橿」から徒歩5分 | 
| 駐車場 | なし | 
| お問合わせ | 橿原市魅力創造部観光政策課 0744-21-1115 | 
須弥山石(しゅみせんせき)・石人像
須弥山石
飛鳥の石神遺跡から明治時代に出土したものです。
					全体の構造が噴水施設になっており、庭園用の石造物であると推定されています。 
石人像
須弥山石とともに発掘されたもので、同様に古代の噴水施設とされています。
					盃を口にあてた男性に女性が寄り添う形をしています。 
			ご利用案内
| 拝観時間 | 9:00~16:30 | 
|---|---|
| 休業日 | 月曜日(祝日は翌日) | 
| 拝観料 | 270円 | 
| アクセス | バス停「飛鳥資料館」 | 
| 駐車場 | あり | 
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字奥山601 | 
| お問合わせ | 飛鳥資料館 0744-54-3561 | 
蘇我入鹿首塚
645年、蘇我入鹿は中大兄皇子らのクーデター(大化の改新)によって暗殺されました。この時に斬られた入鹿の首が飛んで来て落ちた所と伝えられています。
			所在地案内
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字飛鳥 | 
|---|---|
| アクセス | バス停「飛鳥大仏前」 | 
| 駐車場 | なし | 
| お問合わせ | 飛鳥観光協会 0744-54-3240 | 
マラ石
高さ106cm。石棒状の立石の一種と考えられていますが、古代の子孫繁栄や農耕信仰の対象なのか、坂田寺の境界なのか謎の石造物です。
			所在地案内
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字祝戸 | 
|---|---|
| アクセス | バス停「石舞台」から徒歩10分 | 

