イベント紹介

2023/11/07(火) キトラ古墳壁画発見40周年記念奉納演奏「言祝ぐ」

11月7日はキトラ古墳壁画が発見された日です。その40周年を記念して、1年を通して星めぐりコンサートをキトラ古墳四神の館で主催している、明日香村在住のピアニスト渡会光晴が、日ごろの感謝を込めて奉納演奏いたします。
始まりには観世流シテ方梅若派「緑幸会」所属の、小野佳代子さんがキトラ天文図にもある星こと座のベガを表す「西王母」の仕舞を、お祝いに舞ってくださいます。五穀豊穣の女神とも言われる西王母の仕舞は、とても縁起の良い大地の安寧を祝う舞とも言われています。またキトラ古墳がある明日香村阿部山に暮らす「えいのうキトラ」代表の山本雅義様をはじめ、阿部山の皆様と、キトラ古墳の壁画が発見された当時の事を振り返ってお話をする時間があります。阿部山地区に残る貴重なキトラ古墳の当時の写真も見せていただけるかもしれません。どなたでもご参列いただけます。是非ご一緒下さい。

観覧無料

日時 11月7日(火)
14:00~14:45
開催場所 キトラ古墳墳丘前
*雨天の場合、四神の館 四面スクリーン

 

渡会 光晴
わたらい みつはる

ピアニスト。暮らす飛鳥の国営歴史公園で星めぐりコンサートを、通りがかった方の一音からその日その時の音楽を皆さんで創り出す「まほろばピアノ」を遺跡や古墳で開催。またシュタイナーのオイリュトミストはたりえ氏や役者なかええみ氏作の演劇の音楽を担当。全国各地でクラシック音楽を軸にジャンルにとらわれない活動を広げている。

 

小野 佳代子
おの かよこ

京都日蓮宗泉妙院の寺庭。様々な音楽、舞の学びを経て、場を清め人の心を和らげる能の魅力に辿り着く。観世流シテ方(梅若派)井上貴美子師主催「緑幸会」所属。梅若家の系譜は橘諸兄に始まる。後に丹波に移り能楽の元祖になる猿楽座を称え、主に仙洞御所での演能を多く行っていた。56世梅若桜雪は人間国宝。泉妙院では、音楽、舞を軸に文化・芸術を中心とした学びの場としての寺づくりに奔走中。

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