遺跡・史跡

飛鳥地方には、多くの遺跡が残っています。大化の改新の舞台となった伝板蓋宮跡など、歴史的に重要なものばかりです。

水落(みずおち)遺跡

中大兄皇子が造った日本初の漏刻(ろうこく)跡です。
飛鳥川の水を使って時を計っていました。漏刻とは水時計のことです。

水落(みずおち)遺跡

所在地案内

所在地 奈良県高市郡明日香村大字飛鳥225
アクセス バス停「飛鳥」
駐車場 あり
お問合わせ 飛鳥観光協会 0744-54-3240

飛鳥宮跡 伝板蓋宮跡 (でんいたぶきのみやあと)

皇極天皇の宮殿跡で乙巳の変(大化改新)のはじまりの舞台となった場所。
継続的に発掘調査が行われ、石敷の広場や大井戸跡が出土しています。同じ場所で、宮殿の遺構に数層の重複があり、上層は天武天皇の飛鳥浄御原宮の可能性が強くなっています。

飛鳥宮跡 伝板蓋宮跡 (でんいたぶきのみやあと)

所在地案内

所在地 奈良県高市郡明日香村大字岡
アクセス バス停「岡天理教前」から徒歩5分
駐車場 なし
お問合わせ 奈良県文化財保存課 0742-27-9866

飛鳥池工房遺跡

飛鳥寺の東南の谷間で発見された飛鳥時代の総合工房。
ガラス製品や金・銀・銅製品などを製作していたことが判明しているほか、数千点にも及ぶ木簡が出土しています。
また、ここで富本銭が鋳造されていたことも判明しています。富本銭は和同開珎よりも古い最古の鋳造銭です。
万葉文化館の敷地内にあり、同館では飛鳥池工房遺跡復原遺構(炉跡群復原展示)のほか、富本銭を始めとした出土品を紹介しています。

奈良県立万葉文化館
飛鳥池工房遺跡

飛鳥稲淵(いなぶち)宮殿跡

7世紀中頃の飛鳥川の左岸にある宮殿跡。
4棟の細長い掘立柱の建物が整然と配置され、石敷きの遺構なども見つかっています。
※現在、宮殿跡は埋め戻し保存されています。

飛鳥稲淵(いなぶち)宮殿跡

所在地案内

所在地 奈良県高市郡明日香村大字稲淵
アクセス バス停「石舞台」から徒歩10分
駐車場 あり
お問合わせ 飛鳥観光協会 0744-54-3240

豊浦(とゆら)寺跡・向原寺(こうげんじ)

蘇我稲目の私邸を寺としたとされ、由緒からいえば日本初の寺。
後に物部氏によって焼かれましたが、再興して豊浦寺の前身となりました。
現在は江戸時代に建立された向原寺があり、その後を引き継いだとされています。

豊浦(とゆら)寺跡・向原寺(こうげんじ)

ご利用案内

拝観時間 8:30~17:00(受付16:45まで)
休業日 年中無休
拝観料 無料
アクセス バス停「豊浦」から徒歩3分
駐車場 なし
所在地 奈良県高市郡明日香村大字栗原
お問合わせ 明日香村地域振興公社 0744-54-4577

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