イベント紹介

2025/11/08(土) 《推し飛鳥人総選挙》-乙巳の変-編

2025年は乙巳の年!1380年前に起きた乙巳の変にかかわる人物の総選挙を行います!
投票結果は「推し飛鳥人総選挙」SNS、国営飛鳥歴史公園 四神の館で行います。
(今回はweb投票はありません)

 

投票期間 2025年11月8日(土)~12月26日(金)
※11/10は閉館日
時間 11月:9:30~17:00
12月:9:30~16:30
投票場所 ※施設名をクリックするとGoogleMapへ移行します。   
▶キトラ古墳四神の館 ホワイエ   
▶国営飛鳥歴史公園館   
▶高松塚壁画館   
お問合せ 飛鳥管理センター 0744-54-2441

◆クリックすると人物紹介がご覧いただけます。


●前回結果はこちらからご覧いただけます●

推し飛鳥人総選挙ページへのバナー

№1 皇極天皇・斉明天皇(こうぎょくてんのう・さいめいてんのう)

 

変当時:52歳

生没年:推古天皇2年(594年)~斉明天皇7年(661年)

在 位:皇極天皇元年(642)~皇極天皇4年(645年)、斉明天皇元年(655年)~斉明天皇7年(661年)

父:茅渟王 母:吉備姫王

 

 皇極天皇は第35代天皇で、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の母です。夫の舒明天皇(じょめいてんのう)の死後に即位しました。

 乙巳の変は皇極の目の前でおきました。中大兄らに斬りつけられた入鹿(いるか)は、天皇の前にひれ伏し、「私にどんな罪があるというのですか」と問いました。驚いた皇極が中大兄に問いただすと、中大兄は「鞍作(くらつくり)(入鹿)は、(天皇の)一族を滅ぼして傾けようとしているのです。どうして鞍作に代わるようなことがありましょう(いいはずがありません!)」と答え、それを聞いた皇極は立ちあがり、だまって殿舎の中に入ったと伝わっています。

 この伝承は、皇極が息子の中大兄から企てを事前に知らされていなかったこと、双方の言い分を聞いた上で、中大兄が入鹿を殺すことを黙認したようにも読み取れます。

 事件後の皇極は退位し、弟の軽皇子(かるのおうじ)(孝徳天皇)に位を譲ります。のちに孝徳と中大兄の間で対立が生じると、再び即位して斉明天皇となり、百済(くだら)救援のために九州へ赴きましたが、その地で亡くなりました。

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